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+81  PLUS EIGHTY ONE  Vol77

Vol.77  Behind the Filmmaking issue

Sep 11, 2017 / Magazine
Sep 11, 2017 / Magazine
過去、映像にまつわる特集を度々行なってきた+81では初となる全編映画に関するクリエイティヴィティを紹介しています。
映画の誕生から120 年以上の月日が経過する中、今なお最大のエンタテイメント産業であると同時に、最上級の創造が凝縮されたクリエイティヴ産業でもあります。アイデアの着想からシナリオ作成、役者選択、現場決め、セット、衣裳、演出、撮影までひと通りの作業を終えると、音楽や特殊効果を加えていく。その1 コマ、1 コマを繋ぎ合わせ、編集し、ついに1 本の『映画』という映像大作が完成する。その膨大で、幾重にも及ぶ工程を、監督がひとりでこなしているのではなく、想像をはるかに超える多くのクリエイターの共同作業によって遂行されています。
 
今回は、8 名の著名映画監督をピックアップし、彼らの映画作品を紹介すると共に、美術デザインやグラフィック・デザイン、タイトル・デザイン、衣裳デザイン、スチール写真など、映画製作を支える10 分野のクリエイター28 人に焦点を当てている。通常では目にすることが出来ないスケッチやイラスト、グラフィック、写真などの貴重なヴィジュアルが見られるだけでなく、監督や製作背景の逸話が盛り込まれた各インタビューも必読。才能豊かな専門職人がひとつのチームを構成し、あらゆるクリエイティヴ要素が盛り込まれた映画製作の裏側に迫っています。

お盆休みのおしらせ。

8/12(土)〜8/16(水)までお盆休みとさせていただきます。

どうぞよろしくお願い致します。

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+81  PLUS EIGHTY ONE  Vol76

Comme des Garçons issue +81 20th Anniversary edition

The Metropolitan Museum of Art で現在開催中の「Rei Kawakubo/Comme des Garçons:Art of the In-Between」展をメインに、独創的なヴィジュアル世界を魅せるDM や広告ヴィジュアルなど、+81 らしい切り口でComme des Garçons のクリエイティヴを1 冊全てを通して紹介しています。

今号は+81 創刊20 周年記念として、ソフトカバー仕様となっています。

巻頭特集では、「Rei Kawakubo/Comme des Garçons: Art of the In-Between」展へ訪れ、今回のために撮り下ろした写真を用い、+81 独自の視点で切り取ったページ構成により、展覧会の空気感や風情を伝えています。

またMET 公認のもと、展覧会趣旨/概要や全9 セクションに及ぶ展示内容/構成を解説する、展覧会マップ付きのガイド・ページも掲載。さらには、オフィシャル展覧会カタログに採用された写真の中から厳選したルックも披露しています。

続く第2 特集では、毎年1 組のアーティストやクリエイターなどをピックアップし、彼らのアートワークをデザイン/コラージュした、独創的なヴィジュアル世界を表現しているComme des GarçonsのDMに焦点を当てる。

以前、Vol.66で紹介した2008 ー14年のDMを再編集しつつ、フランス人アーティストJR(15年)、シンガポール発のインディペンデント・ヴィジュアル誌WERK( 16年)、NYの学際的なアート・ラボThe Watermill Center とヴィジュアル・アーティストPaul Thek(17 年)の3 年分のDM を新たにアップデートして展開しています。

そして巻末特集では、井上嗣也と共同制作されたComme des Garçons の貴重なADヴィジュアルの数々や伝説の雑誌『Six』のカバーを一挙に紹介しています。